吸玉療法


 

 

吸玉とは一言でいうと、カップを肌に吸い付かせる治療法です。

紀元前から続く治療法で、昔は動物の角(中が空洞になっている)を吸い付かせて行っていたので「吸角」と呼ばれたりします。

 

治療効果はたくさんありますが、最も優れているのは部分的に滞って汚れてしまった血を浄化する効果です。

 

よく血がドロドロとか汚れた血って表現されたりしますが、これってどういうこと?という質問がよくあります。

 

血液というのは、酸素だけではなく体に必要な栄養などを運ぶ役割があります。

血の流れが悪くなると当然、酸素の量が少なくて老廃物を多く含んだ状態になります。

 

水は川のように常に流れていれば綺麗ですが、流れが無くなった沼はよどんでしまうのと一緒です。

 

 

そして血流が悪くなった部分の細胞は栄養失調になり、老化することでシミや痛みの原因になります。

 

 

吸玉は皮膚に吸い付くことでその部分にたまっている汚れた血を取り除く効果が高いのです。

 

使い方は、丸い瓶にサッと火をくぐらせて、すぐさま皮膚にかぶせます。

すると瓶の中の空気が収縮して吸い付くというわけです。

 

 

 

吸玉は人によって丸い内出血になったりしますが10日前後でなおります。

痛そうに見えますが、吸玉施術はとても気持ちのいいものです。

 

内出血になった部分は、白血球が十分に集まることで他の老廃物も一緒に食べてくれるので元の肌よりも綺麗になります。

 

石や角を使う「かっさマッサージ」も内出血を起こさせますが肌が綺麗になる原理は一緒です。

しかし気になる人には吸い付く強さを調整したり、洋服から肌が出る場所には行わないようにできますのでご安心を。

 

 

圧迫する刺激は指圧やマッサージその他の手技でもできますが、吸い付く刺激は吸玉ならではです。

 

肩こり・腰痛をお持ちの方にも好評です。

 

是非一度お試しください。