灸療法


 

お灸は鍼と同じく東洋医学の代表的な治療法の1つです。

 

ヨモギの葉を乾燥させて砕いた「もぐさ」と呼ばれるものを燃やすことで体に刺激を送るものです。

 

この熱刺激とヨモギの成分が神経やホルモンバランスへ働きかけ、痛みを取ったり内臓の動きを整えます。

 

お灸というとイメージは「熱そう」「痕が残りそうという」感じだと思いますが、これも手法によって千差万別です。

 

 

当治療室では、一般的に「せんねん灸」と呼ばれるシールで貼るタイプのお灸をメインに使います。

ツボへ貼り付けて暖めることで体質を改善したり痛みを取ります。

 

一般の薬局でも販売されているもので、燃焼したもぐさが直接皮膚に着かない様に作られています。

 

その中でも最も熱刺激の少ないシリーズを使いますので、程よく暖かく火傷する心配がありませんのでご安心ください。

 

それでも万が一熱すぎたりしたら他の治療に切り替えますので遠慮なくおっしゃってください。

 

 

他にも箱の中にもぐさを入れて部分的にたき火に当たっているような暖かさを与える「箱灸」というものを良く使います。これも暖かくて気持ちがいいですよ。

 

是非お灸の温もりを体験しにいらしてください。